<<China ist ein autoritäres Regime mit totalitären Tendenzen>>| Sternstunde Philosophie | SRF Kultur
シナは権威主義的レジームであり全体主義的傾向を有する
Schweizer Radio und Fernsehen (SRF)スイスラジオテレビ
Ralph Weber ラルフ・ヴェーバー教授へのインタビュー。同氏は バーゼル (Basel) 大学ヨーロッパ研究所の中国専門家です。
SRF (Schweizer Radio und Fernsehen ) スイスラジオテレビはスイスの放送局。文化部門の番組「恒星時 哲学の時間(Sternst:unde Philosopie)」は識者へのインタビューで構成されています。
ラルフ・ヴェーバーが西欧の中国に対するイデオロギー的な対決と実際経済的なリスクのジレンマについて語る
SRF:中国政権は国内に対しては締め付けの強化で対応し、世界政策として既に大いなる野望を表明しています。だが米国を脅してみたりロシアに接近してはみたものの、成果は芳しくなさそうです。
教授から「共産主義と資本主義と儒教とスパイ気球とウクライナ停戦案の間で揺れる中国」の分析をお願いします。
RW :中国は中国でレトリックを使って封じ込めを図っていると語っています。アメリカもヨーロッパも中国と対決するのではなく、経済的利益も得たいとしているわけですから、イデオロギー的な対決と実際経済的なリスクのジレンマに苦しんでいるわけです。
SRF : ウクライナとロシアの戦争、これは対中枠組み作りに影響を及ぼしているでしょうか?
RW : 新しい要素以外は今ある要素を強化するものとして扱うべきでしょう。以前からイデオロギー上の対決と現実経済の絡み合いの問題をどう解決するかが問われていました。ウクライナ戦争はこの問いかけに対する答えを予定より早めに出させるきっかけとなりました。その意味ではこの戦争が今起こったという事は10年後に起こったとするよりも良かったと思います。中国は経済的に実力をつけるのと同時に軍事的に自分の意思を押し通そうとするようになりました。
しかし危機的な状況になり、二者択一を迫られる場合は常に中国は共産党利益を優先し、経済を従属させてきました。イデオロギーと実利の間に薄く広がる自由空間、この中で中国人の学者は遊んでいたけどもその自由空間も許されなくなってきました。
SRF : 外国人研究者として今中国に入国できるのですか?
RW : 自己検閲の仕組みが中国人研究者内部で使われていました。今度はそれが外国の研究者や企業にも強要されるようになり、その結果外国人も自由に発言できないと言うことになりました。
次にプロパガンダ部門からはレーニン以来の伝統ある共産主義者特有のやり方があります。共通の敵と認識された相手に対してはそれに抵抗する味方を幅広く結集する。そして最終的に共産党がすべてをいただきます。スイスにおいても大学の人間や国際経済関係の人間には中国大使館が狙いをつけています。研究室へのシナ人の出入りはですから、シナ本国と経済的に繋がっている人間や本国に親族が留まっている人には許可されません。シナ在留の家族は脅しの標的になっているのです。
五つの指導原理
1 共産主義:権威主義的全体主義
2 資本主義:経済発展の道具として。ここがソ連と違う。
3 儒教:腐敗汚職の源泉。外へ向けては調和社会的雰囲気を演出し、内に向けては不平不満を抑える道具の役割を果たしている。
4 法家思想:法治主義の欠如。監視社会と人権無視。
(以下略)
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