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ユルゲン・エルゼッサーが移民・コロナなど心情からの愛国を語る

Elsaesser im Gespraedch mit Katrin Nolte : 10 Jahre COMPACT

エルゼッサーがカトリン・ノルテと語る:コンパクトの10年

ユルゲン・エルゼッサーはドイツのジャーナリスト、元左翼、現在は右派活動家、出版社社長、ユーチューブのCOMPACT運営者としても知られています。カトリン・ノルテはコンパクト所属のジャーナリスト、言わば社長と部下のお喋りです。
自分でも言っているようにエルゼッサーは理の人というより情の人であり、先の大戦で戦没した独軍将兵を追悼する会を主催したりしています。先頃から続いているAfD内紛に当たっても国際協調派のモイテン Meuten でなく過激派のホッケ Hoevcke を支持して「彼は今時珍しいドイツロマン派の生き残りだ」と言い放つなど情の人らしい人物評をしていました。

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ユルゲン・エルゼッサーが自身の過去と移民・コロナなどについて語る

CN:ライプツィヒ市長があなたのことを評したコラムが Leipziger Volkszeitung ライプツィヒ民衆新聞に載っています。すごい左翼から全くの右翼へと転向した永遠の反逆児となっていますが………。
J:その通りです。10年前までは共産主義者同盟にいましたから。市長もうまい事を言いますね。確かにいつも敵はエスタブリッシュメントでしたから。私の姿勢はいつも反レジームでした。昔の左翼はそれでも民衆の為に戦うという思い入れがありました。今の左翼はグローバリズムが世界平和をもたらしそれが民衆の為という体制側の言い分を取り入れてしまっている。今や民衆側に立って反逆するのは右翼になってしまった。

私は主張からしてAfD(ドイツの為の選択 右翼政党)を支持します。同党だけが反世界主義、反資本主義を唱えているからですが、同時にいつも同党を批判してきました。今回のコロナ騒動を通して民衆を救うのは国民国家であり国民国家だけが福祉国家であるという事実が明らかにされたと思います。その事実を明かしつつサイレントマジョリティーである民衆に声を与えるのがコンパクト社の目的です。

今まで取り上げてきた主題は移民問題、ドイツの文化とアイデンティティー、2014年にはロシア戦線(第二次大戦時の東部戦線)問題。今現在の重点は国家による個人の自由の侵害。コロナを名目にした衛生独裁体制、防疫を謳ったプライバシー侵害、オーエルが描いたような民衆監視制度反対などです。
今後の主題は、今までのものに加えて、主権回復を重点的に扱いたい。個人の自由の回復から国としてのドイツ国家の主権回復がテーマになります。何時までもアメリカやEUのいう事を聞くだけという姿勢はおかしい。

男女性問題での立場は伝統主義者です。両親が揃い子供が親と一緒に暮らす昔ながらの家族こそが人類数十万年の伝統に裏打ちされた堅固なものだと信じます。2011年当時シュトゥットガルトに住んでいました。シュヴァーベン地方の中核都市で典型的はドイツの町でした。(* VW本社のあるドイツ自動車産業の中心です)今では想像もつかないでしょうが10時過ぎて開いているバーやレストランは無かった。トルコ移民もいましたが皆んな良き市民たろうドイツ社会に溶け込もうと努力していた。地元文化が強力なときのみ同化は成功するのです。ドイツ文化が弱まった今ではドイツに同化しようなどと努力するトルコ人などいなくなった。
しかし今ではこの考えは楽観的過ぎたと思っています。当時はドイツ文化の伝統と歴史を尊重するのであれば、トルコ人でも何人でも同化して仲間として受け入れましょうと思っていました。しかし2015年のメルケルによる自称シリア難民100万人受け入れの後は違います。移民歓迎の左派が移民と一緒になって「イスラムもドイツ文化の一部だ」と叫ぶ時代ですから。もう同化がどうこうではなく、ドイツに居着いてしまったイスラムをどうやって出身国に送り返すかが問題なのです。

2019年からは新テーマとしてコロナが加わりました。衛生や感染症対策を口実にして体制は国民の自由を制限し、チャイナのような監視社会を作ろうとしている。好きなときに好きな場所で好きな人と会い意見を交換するという、何十万年と続いたアナログの自由人は体制にとって予測がつかず、コントロールが難しいのでつまりは邪魔なのです。体制が欲しがっている労働者像は端末片手にしか人と接触しない、体制に従順なデジタル人間です。家に閉じ込め自由な人間相互接触を妨げる仕組みはコロナ独裁と呼べます。
私は愛国者ですから愛国という一点で左派活動家とも共闘できると思っています。私の愛国は理論ではない、心なのです。

CN:雑誌コンパクトマガジンの目的な何でしょうか?
J:10万部売り上げたい。10万人の購読者がいればレジームを動かす力になります。将来的な政体はスイスがお手本になります。民衆が政治に参加する方法として直接民主制が一番優れていると思います。
(終わり)

↓↓↓ ユルゲン・エルゼッサーの想いを反映したCOMPACTTVの動画

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