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アレクサンダー・ガウラントの議会での演説


Rede von Dr. Alexander Gauland (AfD) im Bundestag (16.05.2018)

1941年東独ケムニッツ生まれ。旧東独出身者に多い骨の髄からの共産主義嫌い。2013年CDU代議士を辞めAFD結党に加わり、今では党の長老格。アリス・ヴァイデル女史とともに院内総務。演説の名人。情理兼ね備え緩急所を得た名調子で聞く者を引きつけます。

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Dr. アレクサンダー・ガウラントの演説

ドイツ衆議院本会議 2018/05/16
Dr. アレクサンダー・ガウラント AfD所属
予算審議 – 移民問題を中心に

議長閣下、同僚議員の皆様、
ドイツは傑作とも言える国です。総人口8千3百万人。そのうち4千万人が就労人口。2千4百万人が納税者です。これから税金は納めるものの給料も税金でまかなわれている、役人や軍人や教師や議員などを除いて、純粋に税を負担してこの国を支えるくれる人口は1千5百万人です。悲しいことにこの根幹となる有能な人間の数は毎年減少しています。14万人の高所得者が毎年出国してしまうからです。

その反対に毎年20万人の移民が入ってきますが、この人達はといえば有能でないどころか文盲も多いのです。ドイツには生活保護を受給している下層所得者が既に800万人存在しています。これに20万人が毎年上乗せされるわけです。

ドイツは豊かな国ではありません。有能な国なのです。ドイツの国富はと言えばGDP3年分に過ぎません。ドイツの資源とは勤勉で知的能力に優れたわが国民そのものです。この優れた国民を生み出したのは文化面での国民性と諸制度のおかげなのです。例えば法律がしっかり安定している点、競争原理への順応性、最低限には存在する社会での相互信頼、他人の発言中に下品な野次など飛ばさないといった礼儀作法などです。こうした優れた資質が消滅すればドイツの繁栄も消えるのです。その国が研究開発費の2倍もの予算を社会福祉にさいている。ティロ・ザラツィンが言うように「ドイツは自己解体している」のです。繰り返します。勤勉と知性こそがドイツの資産なのです。

我が国に流入する移民人口は公式には大量移民は存在しないことになっていますが、合法非合法を合わせると毎年ブラウンシュバイク市と同じ人数が増えています。 さらにドイツに滞在資格のない外国人が家族呼び寄せ申請を行っています。 難民申請を却下された外国人が250,000人もいるにも関わらず本国送還は進んでいません。その数に新規難民申請者250,000人が加わります。 2015年に起こった大量移民による行政の制御不能状態は現在も続いています。 申請者の4分の3は必要書類さえ持っていません。

こうしたことにより私たちの 親しんできたドイツの日常生活は変わらざるをえません。クリスマスマーケットは無差別テロが怖くて開けませんし親戚を交えた集まりもできません。各地方ごとの郷土のお祭りも危険になりましたし朝のジョギングもできなくなりました。 消えていくドイツの習慣が有る一方、移民とともに新しく入ってきてドイツの習慣になりつつあるものがあります。 ナイフをとっての喧嘩沙汰や一族相互の血なまぐさい復讐劇などです。 ナイフを使っての殺傷事件が多発しているノルトラインウェストファーレン州の内務大臣は、 この人はキリスト教民主同盟の党員ですが、 怪しい人間には近づかないようにと警告しています。治安関係者の発言がこれです。 同党は犯罪件数減少の傾向が見えるなどという統計を出していますが誰が信じられるものでしょうか。

2015年の移民騒動真っ盛りの時期に、メルケル首相はZDFテレビのインタビューに答えてこう語っています。「 不法なものを合法なものに変える、それが私の仕事です」と。 国連の移民プログラムに基づき100,000人のアフリカ黒人がドイツに第二の故郷を見いだすと言う話ですが、一体これは我々議会の同意を得たものでしょうか。
ドイツに流れ込んだ難民はEU全体に拡散してEU加盟国に迷惑をかけています。その上「ドイツの人道主義を見習え」などと説教口調で偉そうに語りだしEU加盟国を怒らせています。とりわけ東欧諸国については、植民地支配などしたことがなく、むしろトルコやロシアやナチによって植民地支配された被害者ですから自己嫌悪などしませんし、西欧相手にするように罪悪感に訴えて難民を受け入れろと迫っても、ますます反発されるだけでした。

ドイツは強靭な国です。今の所そう言えます。国を支える1500万人の根幹国民に聞いてもらえるような政策が必要なのです。
終わります。

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